ペドロ・デ・ラ・ロサは、来年F1復帰するためにヒスパニア・レーシングと接触していることを認めた。イタリアGP後にザウバーを解雇されたペドロ・デ・ラ・ロサは、現在ピレリのテストドライバーを務めている。デ・ラ・ロサは、ピレリでのテストドライバーとしての役割がF1復帰のきっかけになることを願っているが、ピレリタイヤに関する知識は2011年のF1復帰のための決定的な要因にはならないと認める。
「決定的な要因にはならないだろう。それがシートを与えてくれることはないだろうけど、近づけてくれるかもしれない」とデ・ラ・ロサはスペインのラジオ Onda Cero にコメント。デ・ラ・ロサは、ヒスパニア・レーシングのプロジェクトが十分にしっかりしたものであれば、ヒスパニア・レーシングでの将来についてオープンだと述べた。「カラバンテと連絡をとっているし、たくさんの話をしている。実際、彼らはプロジェクトがどのように進んでいるか伝えてくれている」「プロジェクトが興味深くて野心的であれば、彼らといることに満足するだろう。彼らはそれをわかっているけど、現時点では急いでいない」またデ・ラ・ロサは、ザウバーが小林可夢偉のチームメイトとしてメキシコ人のルーキであるセルジオ・ペレスと契約したことに納得してないようだ。「納得はしていないけど、他人の決定を評価するつもりはない」「僕には僕の意見があるし、ペーター・ザウバーもそれを知っている。決定は尊重するけど、僕がそれに合意しているというわけではない。今はピレリと動いているしね」しかし、デ・ラ・ロサは、チームにとってセルジオ・ペレスは良い選択だと考えている。「彼はザウバーにとっては良い選択だよ。彼は良いドライバーだし、良い記録とテルメックスからの重要な支援がある」