ジェンソン・バトンは、木曜フリー走行後にパワーユニットを交換したことで15グリッド降格を科せられ、1戦限りの復帰戦は最後尾からスタートすることが濃厚となった。フェルナンド・アロンソの代役として、昨年の最終戦アブダビGPぶりにマクラーレン・ホンダのF1カーを走らせたジェンソン・バトンだったが、チームメイトのストフェル・バンドーンからわずか0.03秒差の12番手でセッションを終えた。
しかし、フリー走行後にMGU-Hに不具合が確認され、ホンダはジェンソン・バトンのパワーユニットのMGU-Hとターボチャージャーを交換。15グリッド降格ペナルティを科せられることになった。「FP2後にMGU-Hに不具合が見つかり、ジェンソンのMGU-Hとターボチャージャーを交換しました」とホンダは確認した。「MGU-Hとターボチャージャーはジェンソンにとって5基目となり、レースで15グリッド降格ペナルティを受けることになります」マクラーレン・ホンダは、チームメイトのストフェル・バンドーンも、前戦でのフェリペ・マッサとのクラッシュにより、3グリッド降格が決まっている。