ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、11月4日(水)にイモラ・サーキットでフリー走行1回目に出走することを視野にいれたF1ライセンス取得のためにテストを実施するが、まだ出走するかどうかは確定ではないと語る。今年、FIA-F2に参戦する角田裕毅は、現在ランキング3位につけており、残り4レースでこのままの順位を維持することができれば、2021年にF1参戦に必要なF1スーパーライセンスポイントを満たすことができる。その場合、アルファタウリ・ホンダでのF1デビューを期待されている。
「ヘルムート・マルコは、今シーズンのF2選手権でスーパーライセンスポイントを満たせるように少なくとも4位になることを要求いています。しかし、他のドライバーと同じように、チャンピオンシップに勝ちたいと思っています」と角田裕毅は語る。現時点で角田裕毅はランキングトップのミック・シューマッハと44ポイント差がついている。「もちろん、いつかF1に入りたいので引き続きベストを尽くしていきます。たとえば、シーズン終了補にアブダビ・サーキットでルーキーテストに参加します。いずれにしろ、そこでは全力を尽くします。F1に入るために。僕はまだF2チャンピオンシップに完全に集中しているので、現時点ではF1については考えていません」F1のグランプリ週末にフリー走行1回目に出走するためには、ヘルムート・マルコを納得させる必要がある。「今年の金曜日のセッションで運転できるかどうかはわかりませんが、どうなるか見てみるつもりでう。マルコとの関係は素晴らしい。彼は非常に賢い人ですが、彼もいい人ですし、誠実です」「昨年、オーストリアで話をしました。当時の僕の結果に満足していませんでした。彼は僕がルーキーであることを知っていますし、当時は僕にとって簡単ではありませんでしたが、彼は僕からもっと多くを見たいと言っていました。そのあと僕たちは食事に行って、目標と期待について要求しました。彼は正直に答え、ドライバーにかかるプレッシャーについて警告してくれました」