ウィリアムズ・レーシングは、ローガン・サージェントの2024年の残留を発表。このアメリカ人レーサーはルーキーシーズンに続いて契約延長を勝ち取った。ローガン・サージェントはF4、F3、F2のレースウイナーとしてF1にステップアップ。2022年のFIA フォーミュラ2選手権では、フェリペ・ドルゴビッチ(アストンマーティン)、テオ・プルケール(ザウバー)、リアム・ローソン(レッドブル)に次ぐ4位の成績を残した。
F1でのルーキーシーズンはいくつかのアクシデントと多くの批判を招いたが、22歳のサージェントはシーズンを追うごとに成長を遂げ、最終的にウィリアムズが信念を貫き、すでに内定しているアレックス・アルボンとともに彼を残留させることを決断した。サージェントは2023年を通じて1ポイントを獲得し、チームメイトのアルボンが獲得した27ポイントと合わせると、ウィリアムズがF1コンストラクターズランキング最下位から7位に浮上するのに十分だった。金曜日の午後に発行されたウィリアムズの発表によると、サージェントは「最高レベルでパフォーマンスを発揮するために必要な基本的なスピードを証明し、レースごとにその土台を築いていった」と記載されている。サージェントは自身の契約更新について「2024年シーズンもウィリアムズ・レーシングで戦えることをうれしく思う」とコメント。「これまでのチームとの歩みは素晴らしいものであり、このような才能豊かで献身的なグループの中でドライバーとして成長し続ける機会を与えてくれたことに感謝している」「僕っちは将来に向けてエキサイティングな計画を立てており、来年のチームの成功に貢献するのが待ちきれない」ウィリアムズ・レーシングのF1チーム代表であるジェームス・ボウルズもまた、他を探すよりもサージェントを支持するという決断を下したことを説明し、「ローガンとの旅を2024年シーズンまで続けられることをうれしく思う」と語った。「ローガンは世界の舞台でプレッシャーを受けながらも、絶大なスキルを発揮してきた。我々のチームにぴったりだ」「私たちは彼の能力に絶大な信頼を寄せており、来季はともにさらなる成功を収めることができると信じている」ウィリアムズのフルラインアップが確定したことで、2023年開幕戦バーレーンGPに出走した20人のドライバーから変更されたのはシーズン途中にアルファタウリのニック・デ・フリースに代わったダニエル・リカルドのみとなり、2024年のグリッドはこれで完成したことになる。