ウィリアムズのテストドライバーを務めるバルテリ・ボッタスが、2011年にロータスARTからGP3に参戦することが発表された。今年エステバン・グティエレスとともにGP3タイトルを獲得したARTは、2011年からグリープ・ロータスと提携してロータスAARTとして参戦する。バルテリ・ボッタスは過去2年間ARTからF3ユーロに参戦していた。ARTのチーム代表のフレデリック・バスールは、バルテリ・ボッタスがタイトルを防衛する理想的なドライバーだと述べた。
「バルテリは、技術レベルに非常に才能があり、速さのある非常に優秀なドライバーだ」とフレデリック・バスールはコメント。「彼はチームが常に楽しみながら働くことができる魅力的で知的な人間でもある。彼はチームに完全に融合しており、ここ3年間にわたって強い関係を築いていきた」「非常に速く、集中力があり、精神的にも強い。バルテリのプロフィールは、我々がGP3シリーズ2年目に求めていたものだ」21歳のバルテリ・ボッタスは、NECとユーロカップ・フォーミュラ・ルノー・シリーズの元チャンピオンであり、2009年と2010年はARTからF3ユーロに参戦して総合3位、マスターズF3では2年連続で優勝している。バルテリ・ボッタスは、GP3への転向を「論理的」な転向だと表現した。「F3ユーロシリーズでいくつか優勝、特にザントフォールトでのマスターズF3で優勝しているので、モータースポーツの最も高いレベルへと導くはしごを登り続けなければならない。GP3シリーズは次のステップであり、チャンピオンシップ初年度にそれを証明した。F1への序幕として開催されているし、競技者はとても優秀だ」「2つ目に、今回でロータスARTとの3年目のシーズンなので、スポーツマンそして個人レベルにおける非常に有益なパートナーシップに新たなインプットを与えるチャンスだ」「最初の目標は学び、誰にも劣らずに競争できるようになることだ」関連:バルテリ・ボッタス、2011年もウィリアムズのテストドライバーを継続