マックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGPでのルイス・ハミルトンとの物議を醸すインシデントでの浅いステアリング入力を擁護。ステアリングをより多く回していたらスピンしていたと語った。レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンの行動は今週末のカタールで脚光を浴びている。メルセデスF1は、FIA(国際自動車連盟)にインテルラゴスでの48周目のルイス・ハミルトンとのインシデントを調査しないという決定について再審を請求している。
メルセデスF1の再審請求は、レース中にはアクセスできなかったマックス・フェルスタッペンの正面向きのオンボード映像が公開されたことで促された。映像では、ターン4までの二人のドライビングが様々な角度から確認でき、マックス・フェルスタッペンが最終的にコーオフする前に、ルイス・ハミルトンがアウトサイドを回ることをできないよに十分にステアリングを回していないことが示された。マックス・フェルスタッペンのそのドライビングは論争を呼んでいるが、再び同じことをするかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「イエス。ドライバーとして、僕たちはマシンの中で何ができるか、何ができないかを正確に知っている」とコメント。「僕たちは激しく戦っていていたし、コーナーでブレーキを遅らせた。タイヤはかなり摩耗していた。もし、僕がもっと急に左に曲がっていたら、トラックからスピンオフしていた」「だからこそ、僕たちはドライバーなんだ。僕たちはマシンをコントロールしようとしる」マックス・フェルスタッペンは、新しい映像が公開されても、それが単にハードレーシングだったという彼の意見は変わっていないと述べた。「僕はマシンを運転していたので、映像を見る必要はなかった。何が起こったのかを正確に分かっている」とマックス・フェルスタッペンは語った。「そして、前回言ったように、素晴らしい戦いだと思うし、とても楽しかった」「結局、彼らはレースに勝った。十分にフェアだ。彼らは私たちよりも速かった。でも、良い戦いだった」マックス・フェルスタッペンは、F1タイトル争いが激化する中、メルセデスF1がさらに問題を追及することを選択したことに「驚かなかった」と付け加えた。「2人のドライバーがいる1チームではなく、2チームの間ではごく普通のことだと思う」とマックス・フェルスタッペンはライバル関係について語った。「もちろん、僕たちコースで起こっていることにだけ集中する必要がある。残りは処理されるだろう」マックス・フェルスタッペンは、FIAがルールに違反していると判断した場合、タイムペナルティに直面する可能性があるが、その見通しについて特に心配していないと語る。「それについてさえ考えていない」とマックス・フェルスタッペンは語った。「それに、もしも、もし、そうなったとして・・・世界の終わりではない」「でも、チャンピオンシップのために戦っている2人の男の間のフェアでハードなレースだと思っているので、そうなるとは思っていない」「決して簡単なパスではなかっただろう。僕がどうあるべきかではないし、タイトルを争っているとき、どうあるべきかは考えていない」