ストフェル・バンドーンは、2019年にインディカーに参戦することになるかもしれない。マクラーレンは、2019年のドライバーとしてストフェル・バンドーンに代えてランド・ノリスを起用することを決定。バンドーンは来季の活動が決定しないまま残りのシーズンを戦っている。
トロロッソ・ホンダやザウバーの候補ドライバーに挙げられているストフェル・バンドーンだが、その可能性は低くなっていることを本人も認めている。そんな中、今週、インディカーに参戦するデイル・コイン・レーシングがストフェル・バンドーンにアプローチしたことを確認した。チームオーナーであるデイル・コインは「我々は彼と話をした。それがどこに繋がるかはわからないがね」と Autosport にコメント。「彼は慎重に興味を示していると言っていいだろう」デイル・コインは、ストフェル・バンドーンとの交渉は、インディ500のようなイベントへのスポットでの参戦ではなく、フルシーズンでの参戦についてだと認める。「そうだね、全シーズンについてだ」とデイル・コインは語った。だが、デイル・コインが関心を示しているのはストフェル・バンドーンだけではないようだ。デイル・コインは、2019年にF1シート喪失の危機に立たされているフォースインディアのエステバン・オコン、またメルセデスとの契約を解消した元ザウバーとマノーのドライバーであるパスカル・ウェーレインにアプローチすることにも関心があると付け加えた。しかし、先月のポコノでのロバート・ウィッケンスの大クラッシュは、将来のドライバーたちにオーバルレースの危険性を示すことになった。「それは我々全員に影響を与えるだろうか? 人々はインディ500などに危険がはらんでいることを理解している」とデイル・コインは語る。「だが、そのようなトラックで220mphで12000人の前でレースをすることが我々がやっていることであり、それが我々がやっている理由と言っても過言ではない」デイル・コインは、2019年に2台体制でインディカーに参戦するとみられており、その1台は現在のリードドライバーで元トロロッソのF1ドライバーであるセバスチャン・ブルデーが走らせるのはほぼ間違いない。もう一台については、ストフェル・バンドーン、エステバン・オコン、パスカル・ウェレインだけでなく、ピエトロ・フィッティパルディ、サンティノ・フェルッチとも交渉が行われている。ピエトロ・フィッティパルディは、今年初めのWECのスパ6時間レースでのクラッシュによる骨折から回復を続けている。「数週間後、もしくは1ヶ月から1ヶ月半で100%に戻るだろうし、僕の左足は完全に癒されるだろう」とピエトロ・フィッティパルディは Motorsport Report でコメント。ピエトロ・フィッティパルディは、2019年のプランはまだ未定ではあるが、今年、怪我で参戦できなかったインディ500に出場することを望んでいる。「今のところ、まだ何も決まってない。話をするには少し早すぎる。でも、僕のゴールはオープンホイールの選手権でフルシーズンでレースをすることだ」とピエトロ・フィッティパルディは語った。2019年のインディカー・シリーズには、F1からの引退を表明しているフェルナンド・アロンソが参戦することが期待されている。
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