ストフェル・バンドーンのマネージャーは、今シーズン終了を待たずしてストフェル・バンドーンがシートを喪失するのではないかとの噂を否定した。マクラーレンは、今シーズン限りでF1を離れることを発表したフェルナンド・アロンソの後任としてカルロス・サインツとの契約を発表。残りのシートに関しては未だ決定しておらず、今年期待されていた成績を残せていないストフェル・バンドーンはシートを失うことになるとの見方が強い。
マクラーレンは、育成ドライバーでイギリス出身のランド・ノリスに高い期待をかけており、2019年はストフェル・バンドーに代わって、ランド・ノリスがカルロス・サインツのチームメイトになるとされている。だが、一部ではマクラーレンがトロロッソから引き抜いたジェームス・キーの早期加入を実現するために、ランド・ノリスを交換条件としてトロロッソに貸し出すとも噂されている。加えて、マクラーレンはシーズン終了を待たずしてランド・ノリスを昇格させるとの噂もあり、早ければ今週末のF1ベルギーGPでランド・ノリスがストフェル・バンドーンに代わってフェルナンド・アロンソを務めることになるとも噂された。しかし、マクラーレンはF1ベルギーGPにむけて公式プレビューを発表し、ストフェル・バンドーンがF1ベルギーGPでシートを維持することが確定。ひとまず、バンドーンは母国レースを戦うことになった。ストフェル・バンドーンのマネジャーを務めるアレッサンドロ・アルンニ・ブラビは「ストフェルはスパで走るし、シーズン最後まで走る。それについて疑いの余地はない」と La Derniere Heure にコメント。一方、今週末のF1ベルギーGPでは、ランド・ノリスがフェルナンド・アロンソに代わって金曜フリー走行に出走。どのようなプログラムが実際されるかは不明だが、ストフェル・バンドーンとランド・ノリスのシュートアウトが実現する。マクラーレンのスポーティングディレクターのジル・ド・フェランはランド・ノリスのフリー走行起用について「我々は今後どこで行われるレースもひとつひとつ戦略的視点から観察していくことにしているし、それがこれから迎えるレースに向けて有益なものとなるかもしれない」と語っている。だが、ランド・ノリスの脅威以外にも、ストフェル・バンドーンが今季中にシートを喪失する可能性が囁かれている。その鍵を握るのはフォース・インディアだ。ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムがチームを救済して資金を提供することになり、息子のランス・ストロールがフォース・インディアに移籍するのは確実とされ、早ければ今季中にもそれが実施されるとの噂がある。そうなった場合、エステバン・オコンがシートを失うことになり、メルセデスはオコンのシートを確保するべくマクラーレンと交渉しているとされている。
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