マクラーレンのストフェル・バンドーンは、F1でフェルナンド・アロンソの助けは必要ないと語る。今年、マクラーレン・ホンダからF1フル参戦を果たしたストフェル・バンドーンは、シーズン序盤にはマシンへの順応に手こずってパフォーマンスを発揮できずにいたが、最近のレースではF1のベストドライバーのひとりと評されるフェルナンド・アロンソの迫る競争力の発揮し始めるようになってきた。
今シーズン、ストフェル・バンドーンは、予選でフェルナンド・アロンソを5度上回っており、3度の入賞を果たしてF1ブラジルGPまではドライバーズ選手権でもアロンソを上回っていた。「彼はF1で最高のリファレンスかもしれない」とストフェル・バンドーンはコメント。「彼とは良い関係を築いている。多くの競争はあるけど、それはノーマルなことだ」「今年、僕たちには強力なパッケージがあるわけではないけど、彼にかなり近づくチャンスがあったので、僕にとってはポジティブだった」25歳のストフェル・バンドーンは、自分とフェルナンド・アロンソとの関係を、ウィリアムズにおけるランス・ストロールとフェリペ・マッサの関係と比較するのは間違っていると語る。ストフェル・バンドーンは、フェルナンド・アロンソは自分の“メンター(指導者)”ではないと語る。「NO!」とストフェル・バンドーンは Globo にコメント。「もちろん、僕たちは同じチームで協力しているし、同じ方向を向いているけど、彼は僕を手助けするために隣に立っているわけではない」「僕たちはとてもオープンだし、クルマを降りたときは普通に会話している。でも、彼は僕のメンターとしてそこにいるわけではない」「ランスにはそうった人が必要かもしれないけどね」ストフェル・バンドーンは、マクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載する2018年もチームに残留してフェルナンド・アロンソとチームを組むことが決定している。