WRC 第2戦 ラリー・スウェーデンでトヨタに復帰2戦目で優勝をもたらしたヤリ・マティ・ラトバラが喜びを語った。総合首位で最終日を迎えたヤリ-マティ・ラトバラは、SS16、SS17を制した後、最終SSでのパワーステージでも守りに入ることなく、攻めの走りで制し、リードを広げて完璧なカタチでトヨタに18年ぶりの優勝をもたらし、表彰台に君が代を響かせた。
ヤリ-マティ・ラトバラにとっても2016年のメキシコ以来の勝利となる。「アメージングだ! 新しいチーム、新しいマシン、そして2度目のラリーで勝利したことは、驚くべきことだ。この感動は言葉では言い表せない」とマシンを降りたヤリ-マティ・ラトバラはコメント。「このパワーステージで僕はトヨタ・ヤリスで、自分のキャリアで過去最高のパワーステージを走った。チャンピオンシップは面白くなってきたね!」ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車) 「新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC 2戦目で優勝する事ができて、本当に嬉しく思います。今日の最後のパワーステージでの走りは、私の今までのキャリアの中でベストなパワーステージだったと思えるほどうまくいきました。良いマシンを準備してくれたチームに心から感謝します。今回の優勝と6本のステージベストタイム記録によりモチベーションがさらに高まりましたので、この調子をこれからも保ち続けたいと思います。次戦ラリー・メキシコのスタートが待ちきれません。今回、優勝する事ができてもちろん嬉しいのですが、トップを走りながらも昨晩のスーパーSSで、アクシデントにより勝機を失ったティエリー・ヌービルの事を考えると心が痛みます。私も以前、同じような状況を経験したので彼の気持ちはよく分かります。今回の優勝は、正直なところ幸運に助けられた部分もあります。ですので、さらにマシンを速くするため、これからも改良を続けていく必要があるでしょう」【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝!