トロ・ロッソは、F1アブダビGP決勝レースで、セバスチャン・ブエミが8位入賞。ハイメ・アルグエルスアリは、リタイアに終わった。今シーズン、ルーキーとして唯一フル参戦したセバスチャン・ブエミ。当初はその実力に疑問の声もあったが、最終戦でしっかりとポイントを獲得。トータルで6ポイントを獲得し、ドライバーズランキング17位でシーズンを終えた。
ハンガリーGPからセバスチャン・ブルデーの後任としてF1最年少デビューを飾ったハイメ・アルグエルスアリ。アブダビのレースでは、誤ってレッドブルのピットに入ってしまうという珍しいミスを犯した。今シーズンはポイントを獲得することができず、ドライバーズランキングでは24位だった。トロ・ロッソとしては、合計8ポイントの獲得でコンストラクターズ最下位に終わった。セバスチャン・ブエミ (8位)「ブラジルでポイントを獲れて、今日も再びポイントが獲れて、素晴らしいシーズンの締めくくりになった。チーム全体がここ4レースにわたって素晴らしい仕事をしてくれたし、来年を楽しみにしている。最初はロズベルグのペースに匹敵するのに苦労していたけど、レースが進んでスピードを得ることができた。中嶋の後ろで少しタイムを失ったけど、全体的にはベストを尽くせたと思うし、素晴らしいレースだったと思う。ロバートとの戦いは、十分に彼にスペースを残していたと思うし、かなりフェアだったと思う」ハイメ・アルグエルスアリ (リタイア)「スタートは悪くなかったけど、最初の1周目で囲まれてしまって、ターン19でミスをしてしまい、リアのコントロールを失って芝生に行ってしまい、いくつか順位を失ってしまった。そのあと、いくつかのギアが使用不可能になるというギアボックスの問題でストップしなければならなったので、ピットに入ることに決めた。でも、チームは僕を予想していなかったので、隣のレッドブル・レーシングのピットに入ってしまうという間違いがあった。それでトラックに戻って、ギアボックスが壊れてリタイアしなければならなかった」関連:・F1アブダビGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉が6位入賞・2009年 F1ポイントランキング