トロロッソ・ホンダは、F1バーレーンGPの決勝レースで、アレクサンダー・アルボンが9位、ダニール・クビアトが12位だった。フランツ・トスト (チーム代表)「まず何より、F1でわずか2戦目で初ポイントを獲得したアレクサンダー・アルボンを祝福したい。彼は素晴らしいパフォーマンスを披露した。特にレース終盤のタイヤのマネージングは見事だった。彼は本当に良い仕事をしたし、9位に相応しい」
「ダニールはいくつかインシデントに巻き込まれてしまった。最初のジョビナッツィとの事故でスピンを喫して、多くのタイムを失った。そのあと、ピットレーンでスピード違反をとられてさらに5秒を失った。結果として、彼はレースでポントを争うことができなかった。全体的にバーレーンでの週末を通して我々は一貫して7番手から10番手の間にいたが、残念ながら、予選ではいくつかのミスによってすべてをまとめることができなかった。だが、レースではスピードを取り戻すことができたし、パッケージは優れているのでポジティブなままでいる必要がある。これからすぐに1000戦目のグランプリとなる中国のための準備に取り掛かる」ジョディ・エギントン (テクニカルディレクター)「今夜は我々や他チームのいくつかにとってなイベントフルなレースだったが、全員が一生懸命に仕事をしていたの喜んでポイントを受け入れたい。両方のドライバーは素晴らしいスタートとはならなかったし、1周目の終わりにはミッドフィールドトレインの後方になってしまった。これ以降、とにかく可能な限りプッシュし、必要なときにマネージングし、前進を試みた。ダニーのレースは、ジョビナッツィとの接触、ピットレーンのスピードペナルティと、さらにイベントフルだった。それにより、ペースは非常に強力だったものの、2つのインシデントから挽回して、ポイント争いに戻ることは不可能となってしまった。アレックスは懸命に頑張ったし、特にトリッキーなレースコンディションでの彼のレースと初ポイントを獲得したことに満足しているはずだ。我々はすでにい中国に気持ちを切り替えている。中国では予選とレースの両方でさらにミッドフィールドは接戦になると予想している」アレクサンダー・アルボン (9位)「とても忙しなく過ぎた一戦だった。どの瞬間も誰かとバトルをし、常にすべきことに追われていたような気がする。1コーナーで思い切って飛び込めず、ベストなスタートとはならなかったけど、気を取り直してレースを続けた。戦略もうまくいき、スタートタイヤでのペースも悪くなかったと思う。レース終盤に後退したチームのおかげで順位が上がるという幸運にも恵まれた。風のせいでマシンの挙動を予想するのが難しい状況ではありながら、レースで力強さを見せることができたのではないだろうか。ただスタートがうまく決められなかったことが悔しい。前のマシンをオーバーテイクしようとして接近するとタイヤがオーバーヒートしてしまうので、追い抜きに苦戦したレースだった。でも、沢山の経験ができたし、楽しめた。F1で初めてのポイントを獲得できたことがとてもうれしい。次の中国GPも、引き続きこのいいペースを保って迎えたいと思う」ダニール・クビアト (12位)「もっといい結果を出せたはずであった昨日の予選しかり、このレースウイークはどこかまとまりのない週末となってしまった。スタートでホイールスピンをしてしまい、1周目で集団の後方に下がってしまった。失ったポジションを取り戻すためには懸命な努力が必要であり、レース中に起きたいくつかの問題がなければ、よりよい結果となっていたかもしれない。今日の決勝中のペースにはいい手応えを感じてしたので、ジョヴィナッツィとの接触によってスピンをしてしまったのはとても残念だった。今週末は思った通りの強さを見せることができなかったが、色々なことを学べた一戦であったはずだ。次の中国GPまでにすべてをまとめて、いいレースにできるように準備をしたいと思う」関連:【動画】 F1バーレーンGP 決勝 ハイライト
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