スクーデリア・トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1バルセロナテスト2の初日の作業を振り返った。トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが走行を担当。午前中に小さな問題によりガレーッジで時間を過ごすことになったが、103周を走行して6番手タイムとなる1分18秒648を記録した。
「今日はアレックスが走行を担当し、ロングランを含むさまざまなテストメニューをこなした」とジョディ・エギントンはコメント。「路面温度が徐々に上がる中、通常のプログラム通りエアロレイクをつけての走行など空力テストから一日をスタートした。この午前のテストで有益なデータを得ることはできたのだが、いくつかの小さな問題により、やや時間を消費してしまったために、予定していたテスト項目をすべて完了できなかったのは残念だ。しかし、メカニック達のすばらしい作業のおかげで、影響を最小限にすることができた」「午後のセッションはまずC2タイヤに重点を置いてテストをし、一日で最も気温が高いときのタイヤの状況を知ることができた。セッション終盤では、今朝できなかった残りのテスト項目をこなすことができました」「PU側では、ホンダがテスト1の続きを行ったが、シャシー側のプログラムへの影響は最小限に抑えてくれた。これは彼らがオフシーズンの間に努力をした成果の一つだ」「多くの走行距離を稼ぎ、マシンの操作に慣れるための貴重な経験をすることができたので、アレックスにとって有益な一日となったのではないだろうか。そして、チームにとっても2019年度のマシンについて学習を進める助けにもなった。明日にかけてデータ解析を行い、残りのテスト2をよりよいものにし、メルボルンに向けて着実に準備をしていきたいと思う」関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム