トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1ハンガリーGPの週末と決勝レースを振り返った。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが抜群のレースペースで予選ポジションを守りきり6位入賞。ブレンドン・ハートレーは、入賞目前の11位でフィニッシュした。「このレースウイーク、チームは最初から最高のパフォーマンスを見せてくれた」とフランツ・トストはコメント。
「ピエール(・ガスリー)は常にトップ10の中で走ってくれたので、Q3進出とさらにはレースでのポイント獲得も期待できると確信していた」「昨日の予選はチームとドライバーの働きはもちろん、天気に助けられた部分もあり、予選6番手・8番手の結果を出すことができた。ピエールはいいスタート決めることができたが、ブレンドン(・ハートレー)は最初の周回でサインツ(ルノー)とヒュルケンベルグ(ルノー)との間のバトルにより9位までポジションを落としてしまった」「ピエールはその後うまくタイヤと燃料をコントロールしながらペースを順調に上げていき、レース終盤でマグヌッセン(ハース)が背後からその差を縮めようとした時も寄せ付けず活躍を見せてくれた」「ブレンドンはサインツ選手とグロージャン選手(ハース)の背後にひっかかってしまったが、うまくヒュルケンベルグを抑えることができた。もしブレンドンが最初の周回をうまくまとめることができていたら、ポイント獲得は可能であったのではないかと思う」「ここ最近のレースではポイントを挙げることができていなかったので、6ポイントはチームにとって非常に大きな結果となった。作戦を立ててくれたエンジニアのみんなと、とても素早いピット作業を行ってくれたメカニック達に感謝している。これで夏休みに入るが、シーズン後半戦でさらにプッシュしていくべくスパ(ベルギーGP)に向けて十分に充電したいと思う」F1シーズンは3週間の夏休みを迎え、第13戦ベルギーGPはスパ・フランコルシャンで8月24日~26日に行われる。関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞