トロ・ロッソは、F1ベルギーGPが開催されるスパ・フランコルシャンの高速特性はエンジンの相対的な弱さを強調するだけであるため、週末を“ダメージリミテーション・モード”で過ごすことになると考えている。トロ・ロッソのエンジンパートナーであるルノーのパワーユニットは、今季は進歩を果たしているが、依然としてフェラーリとメルセデスには遅れをとっている。
激しい中団争いを繰り広げているトロ・ロッソは、パワー重視のスパとモンツァでは間違いなくチャレンジングな週末を過ごすことになると考えている。「カナダ、オーストリア、バクー、シルバーストンのようにエンジンが優先されない中速および中低速コナーでは我々のクルマはかなりうまく機能する」とトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは語る。「シンガポール、アメリカ、日本でもそうなればいいが、我々はかなり競争力があると思う」「スパとモンツァの問題は単純にエンジンパワーが必要なロングストレートがあることだと思う。我々全員がその場所では少し劣っていることはわかっている」残念ながら、トロ・ロッソの予算的な制約はシーズン後半の開発のポテンシャルを制限するが、フランツ・トストは、ライバルと比較してチームのパフォーマンスが大幅に低下することがないことを期待している。「我々はクルマをアップグレードさせ、進歩を果たしてきたが、ここからは最終予算からも制限される」とフランツ・トストはコメント。「我々はトップ3チームのようにレース毎に多くのアップグレードを投入することはできない。彼らは我々の資金の3~4倍を持っているからね」「実際、我々は常に自分たちが何をやっているか、それをどのようにやっていくかを計算しなければならない。ここまで、我々はそれなりに良い仕事ができていると言わなければならない」
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