トロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、F1の今年の多くのルール変更によって、トロ・ロッソが2008年の形を繰り返すことが難しくなると考えている。トロ・ロッソは、昨年のコンストラクターズチャンピオンシップを39ポイントを獲得して6位で終え、セバスチャン・ベッテルによってイタリアGPでチーム初優勝を勝ち取った。
しかし、フランツ・トストは、新しい規約に適応することは、小さなチームをグリッドの後方に沈めることになると警告する。「我々は単純にリソースがないので、今回のテクニカルルールの大幅なオーバーホールによって、大きなチームは我々より速く到達することができるだろう」「新しい要素のどれかに問題があった場合、大きなチームは我々よりうまく対処できる。小さなチームは、大きな変更がなく、技術が現状のままの方が、より簡単な時を迎えられる」「F1で大きな変化があるときはいつでも、大きなチームが最も速く反応して、小さなチームが離されていくことをは歴史が示してきた。我々が昨年成し遂げたことを維持し、改善させられるかは言い難い」レッドブル RB5をベースとするSTR4は、3月までトラックに置かれないので、トストはチームのパフォーマンス目標を設定することには関して慎重だ。「トロ・ロッソは、一年中改善して、素晴らしい2008年シーズンを過ごした。現在、我々は次のシーズンに備えて懸命に作業している」「我々の新車がどれくらいコンペティティブかにかかっている。2009年は、スリックタイヤ、異なるホイールベース、KERSシステム、そして、完全に新しいエアロパッケージといった考慮すべき多くの新しい要素がある」「これらすべてのケースで、ドライバーはパッケージから最大限を引き出し、新しいクルマと確実に調和するためにエンジニアアと働かなければならない。今年、グリッドで最も経験の豊富なドライバーにとって挑戦となるだろう」トロ・ロッソは来週アルガルベ・サーキットで、最近レースドライバーとして発表されたセバスチャン・ブエミとともに、2008年マシンSTR3で2009年のトラック活動をスタートする。