ミハエル・シューマッハが、フェリペ・マッサの代役としてF1復帰することに関してコメントを発表した。「最も重要なことは、フェリペに関するニュースがすべて前向きなことだ。彼の全快を祈っている」とシューマッハは語る。「今日の午後、ステファノ・ドメニカリとルカ・ディ・モンテゼーモロに会い、一緒にフェリペ(マッサ)の代役として準備を進めていこうと決めた」
7度のF1世界ワールドチャンピオンに輝き、通算91勝を挙げたシューマッハは、これまで2006年末にF1引退を決断したことを後悔していないと主張していた。「確かに、僕のF1チャプターはずいぶん前に完全に幕を閉じたけれど、チームに忠誠を誓っている僕としては、今回の不運な状況を見過ごせないのもまた事実だ。競技者として今回のチャレンジに挑むことを楽しみにしてもいる」フェラーリは今年初めにバイクのテスト中にクラッシュを喫し、首を負傷したシューマッハに対してトレーニングプログラムを実施することを明かしている。 ミハエル・シューマッハの広報を務めるサビーネ・ケームは「彼の首がF1レースを走るのに問題がない状態かどうか、私には分かりません。それと、彼が40歳であるということも覚えておかなければならないと思います」と慎重なコメントをしている。関連:フェラーリ ミハエル・シューマッハの起用を正式発表