佐藤琢磨は11日(土)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行なわれたインディ500のプラクティス初日に29ラップを周回。217.7mphを記録し、16台中13番手だった。初日の走行の主な目的は、インディ500のために準備された新しいシャシーの全システムをチェックすることだった。
インディ500にポイントリーダーとして臨む佐藤琢磨だが、シーズン最初のオーバルレースでは全てがゼロにリセットされると考えている。インディに戻ってこられて嬉しいですし、AJがピットスタンドに戻ってきてくれたことも嬉しく思っています」と佐藤琢磨はコメント。「いい流れを保ってこのサーキットにやってきましたが、忘れてはならないのは、過去4戦が開催されたサーキットとスピードウェイではコースの特性がまったく異なっているため、僕たちはまったくのゼロからスタートするという点にあります」「今日はブランニューのNo.14マシーンをシェイクダウンしました。チームは、4ヵ月間をかけてこの美しいインディカーを仕上げてくれました。僕たちが今日行ったのは、まだ基本的な手続きに過ぎません。ベースライン・セットアップを用いて車高の影響を確認したり、すべての機能がきちんと動作するかどうかを見極めているところです。今日はまだリラックスした1日でしたが、たくさんの距離を走行でき、すべての機能が正常に動作することが確認できてよかったと思います」
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