ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、新しいF1技術規則の2022年までの導入延期が、ドライバーの契約交渉に影響するとは考えていない。F1は、シリーズの競争力を高め、財政的に持続可能にすることを目的に、2021年に新しい競技規則、技術規則、そして、財政規則の導入を予定していた。
しかし、新型コロナウイルスの世界的な大流行によって2020年シーズンはまだ開幕しておらず、技術規則の導入は2022年まで1年延期されることが決定した。ダニエル・リカルドは、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス、カルロス・サインツなど、2020年末で契約が満了するビッグネームのひとつだが、新しい規則の遅れがドライバーの契約交渉に影響を与えるとは考えていない。「今はすべてが混乱しているし、言うのは難しいですが、僕の推測では、物事がどのように変化したかに関係なく人々は意思決定を下すことになるだろう」とダニエル・リカルドは The Age に語った。「リスクが関係してくるため、2022年にフリーエージェントになるためだけに1年間の契約に署名するとは信じがたい。特別な状況にいない限り、通常、1年契約は理想からはほど遠い。だから、これから署名される契約は、古いレギュレーションから新しいレギュレーションに引き継がれ、22に移行することになると思う」「マックス(フェルスタッペン)とシャルル(ルクレール)を除いて、ほとんどの人が今年以降の契約していないと考えれば、面白くなるだろうね」ダニエル・リカルドは、新しいレギュレーションが2022年まで延期されるというニュースを聞いて驚いたと語る。「遅れるというニュースを聞いたときの最初の考えは驚きだったし、それ以外についてどう思うかを考える前に、もっと物事を消化する必要がある」とダニエル・リカルドは語る。「現在、非常に多くのことが宙に浮いているし、どんなことも可能だと思う」
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