ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2019年にカルロス・サインツに代えてエステバン・オコンと契約する可能性があることを認めている。ルノーは、レッドブルから1年間の“ローン移籍”で獲得したカルロス・サインツに満足していると繰り返してきたが、状況には変化がみられている。シリル・アビテブールは、カルロス・サインツを継続することは“選択肢のひとつ”と語った。
「我々には素晴らしいドライバーがいることには合意する。だが、もちろん、我々は前進したいと思っている。現在何が起こっているか、今後何が必要であるかを分析する必要がある」カルロス・サインツはマクラーレンへの移籍が噂されているが、シリル・アビテブールは、ニコ・ヒュルケンベルグの隣のルノーのコックピットには“いくつかの選択肢”があると語る。「1~2年前には我々のチームはあまり魅力的ではなかったが、今は誰もが我々の進歩を目にしている。我々はドライバーにとって非常に興味深い選択肢となった」とシリル・アビテブールは語る。そのリストの最上位にいるのはエステバン・オコンであることは間違いない。フランス出身というエステバン・オコンの国籍はルノーに完璧にフィットするが、現在はメルセデスのドライバーとしてフォース・インディアに所属している。「彼に別のチームやコンストラクターで成功する機会があるのであれば、我々は邪魔をするつもりはない」とメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフはハンガリーで語った。シリル・アビテブールは「フォース・インディアのドライバーのひとり、もっと正確に言えば、フォース・インディアのフランス人ドライバーに関する噂がある。そのオプションが存在意志、それが非常に魅力的であることは否定しない」とコメント。「だが、彼は、例えば、カルロスと仕事を続けるといった他にも興味深いオプションはある。様子を見てみるつもりだ」「レッドブルとは関係なく、我々にとってベストを決断をする必要がある。カルロスは良い仕事をしているし、チームに残る可能性がある。だが、我々は今後数日で決断を下すつもりはない」
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