F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPにおけるマックス・フェルスタッペンの勝利は、レッドブル・ホンダが冬の間に来年に向けて勢いを取り戻すことができる確かな兆候だと考えている。メルセデスが完全に支配していた2020年のF1世界選手権だが、F1アブダビGPではポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンがメルセデスの2台を置き去りにしてレッドブル・ホンダに今季2勝目をもたらした。
シルバーストンでの第5戦 F1 70周年記念グランプリ以来の勝利に続く2勝目と17戦で11回の表彰台という結果は、メルセデスと戦えたというだけでなく、序盤に苦戦を強いられたRB16の改善という点でチームにとって大きな後押しとなるはずだ。ロス・ブラウンは、最終戦というタイムリーなレースで実力でメルセデスを倒せたことは、レッドブル・ホンダにとってギャップを縮めることをさらに促すことになるだろうと語る。「レッドブルとマックスフェルスタッペンが実力で勝利を挙げたのは素晴らしいことだった。その結果、来年は特にマシンがそれほど変わらないため、より素晴らしい戦いが行われるという楽観的な見方ができる」とロス・ブラウンは語る。「アブダビでの週末は、F1がわずかなマージンであることを証明した。今回は、メルセデスが少し調子を崩していた。そしてレッドブルは彼らの週末を見事に実行した」「今年の初めを振り返ると、メルセデスは大きなアドバンテージを持っていたが、シーズンを通してレッドブルはそれを縮めていった。RB16は機能しなかったが、彼らはそれを解決した」
全文を読む