レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ダニエル・ティクトゥムがレッドブルのジュニアプログラムを外された理由は単純に「結果不足」であることを明らかにした。今年、F1参戦に必要なスーパーライセンス取得を目指して日本でスーパーフォーミュラに参戦していたダニエル・ティクトゥムだが、開幕戦鈴鹿の8位入賞による1ポイントしか獲得できず、TEAM MUGENのシートを喪失するとともに、レッドブルから契約を解除された。
今年のインシーズンテストでレッドブルのF1マシンをドライブしていたダニエル・ティクトゥムの契約解除の理由についてクリスチャン・ホーナーは、スーパーフォーミュラでの結果は不十分であり、レッドブルやトロロッソでの将来にとって相応しいものではドライバーではないとの判断に至ったと語った。「結果に基づいたスキームだ」とクリスチャン・ホーナーは Sky F1 に語った。「彼は日本で苦労したし、うまくいかなかった。彼はジュニアチームのメンバーだったが、彼は我々もしくはトロロッソのいずれのオプションにとっても先に進めるには相応しくないという人材だという決定に至った。したがって、外れることになった」「彼を与えられた。それを両手で掴むことができるかは本人次第だ」TEAM MUGENの後任には、次のレッドブルのF1候補生であるメキシコ出身のパトリシオ・オワードが引き継がれる。レッドブルのジュニアプログラムは特に結果に厳しいことで知られており、現在トロロッソ・ホンダでドライバーを務めるダニール・クビアト、アレクサンダー・アルボン、昨年までのドライバーであるブレンドン・ハートレーも過去に契約を解除されている。