レッドブル・レーシングは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが同士討ちを演じでダブルリタイア。ノーポイントでバクーを去ることになった。レース序盤からホイールを接触させるなど、激しいレースを繰り広げてきた二人だが、両者がピットストップを終え、マックス・フェルスタッペンが前に出た39周目のホームストレートでダニエル・リカルドが追突するカタチで接触。ダブルリタイアを喫することとなった。
ダニエル・リカルド「荒れたレースだったのは確かだけど、そのほとんどが僕たちが引き起こしたと思う。何度かリプレイ映像を見たし、僕たち二人が言えるのはチームに申し訳ないということだけだ。これが最後になることを望んでいる。僕たちはレースができることを望んでいるし、僕たちにレースをさせてくれているチームに感謝している。クリーンなレースをしてお互いにスペースを与えようとしていたけど、僕たちはハードにレースをしていたし、最終的にはそれが代償を払うことになった。事故について話すつもりはないけど、これは最悪のシナリオだし、全員がかなり傷ついている。個人的にチームに謝罪したいし、全員が僕たちにこんなに素晴らしいマシンを与えるために懸命に頑張ってくれてるときに、こういう状況になってしまって本当に申し訳ない」マックス・フェルスタッペン 「今日はチームにとってとにかく本当に残念な一日になってしまったし、僕たちは不必要に多くのポイントを失った。最終的に僕たちはチームのためにレースをしているわけだし、たくさんの人を代表しているので、このようなことが起こるのは僕たち二人にとって良くことだし、責任について話をする必要はないと思う。トウがとても強かったし、僕たちのスピードはとても似ていたので、いつもお互いにとても接近していた。アクシデントが起こる前はハードだけどフェアなレースをしていたし、お互いにスペースを与えていたと思う。ほんの少しホイールが当たることもあったと思うけど、それくらいはレースでよくあることだったけど、その後に起きたことは良くなかった。僕たちはここから学び、再び同じことが起きないようにしなければならない。僕らにもうレースをさせないというのは進むべき道ではないと思うけど、もちろんチームとして話い、そこから学ばなければならない。僕たちはいつもお互いにとてもフェアにやってきたし、今回のことについてもすぐに話をした。今はとにかく申し訳なく思っているし、ここに来ていう人々やファクトリーのみんなに謝罪したい」クリスチャン・ホーナー(チーム代表) 「今日はチームにとって非常にフラストレーションのたまるレースだった。グランプリを通して二人のドライバー間で何度かハードなレースはあったが、残念ながら、ピットストップ後に接触してしまい、その結果、2台ともリタイアすることになった。当然、チームにとっては大きな失望だ。我々はドライバーにホイール・トゥ・ホイールのレースを許可しており、彼らは過去2年間、大きな成果を上げてきた。残念ながら、今日は起きてしまったし、どちらも責めるつもりもない。チームにとっては非常に残念であり、ドライバーは謝罪している。最も重要なことは、今日から学び、状況を繰り返さないようにすることだ」関連:【動画】 レッドブル、あわや大事故の同士討ちでダブルリタイア