レッドブルは、2019年にホンダのF1パワーユニットを搭載する可能性があることを認識しており、トロ・ロッソの新しいパートナーであるホンダのあらゆる動きを注目して見守っている。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、これまでトロ・ロッソから受け取ったホンダに関する情報に満足している。
だが、マクラーレンとのパートナーシップに失敗したことで、ホンダの信用とイメージが大きな打撃を受けたとし、それにはフェルナンド・アロンソの永続的な批判の影響も小さくないと語る。「ホンダは非常にアクティブであり、すでに何かを見つけている」とヘルムート・マルコは Auto, Motor und Sport にコメント。「彼らは第2のエンジンでルノーのレベルに並べるかもしれない。マクラーレンのシャシー仕様によってホンダは妥協しなければならなかった」「彼らは自由に開発することができなかったし、かなり限られていた。アロンソがするあらゆることもエンジンを悪く見せた」ヘルムート・マルコは、今シーズンもメルセデスがF1パワーユニットのベンチメークであり、特に予選ではメルセデスの特別なエンジンモードにライバルは匹敵できないだろうと語る。「最悪なのは彼らの予選モードだ。彼らは常に予選で先行しているし、大部分のトラックはオーバーテイクが難しい。レースで彼らはかなり少ない燃料しか使わなくてもいいときもある」「メルセデスの総合的なパッケージは、ドライバビリティ、パフォーマンス、燃費、エネルギーデプロイメントという点で明らかに先を行っている」