2021年 F1世界選手権 第20戦 F1カタールGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。1位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「大変な一年だし、シーズンのこの時点で2連勝を収めるのは素晴らしい気分だ。僕にとってはかなり単純なレースだった。ちょっと孤独なレースだったけど、僕たちはこのポイントを必要としてたので、チームは本当に堅実な仕事をした。トラックサイドとファクトリーのみんなのハードワークに心から感謝したい」
「このポイントを本当にありがたく思う。この2週間でポント差を縮めることができたのは素晴らしいことだ。まだ仕事は残っているけど、このような接戦とそれがもたらすチャレンジが大好きだ。今日リタイヤを余儀なくされたバルテリは本当に残念だった。でも、今週末のペースは良かったので、今後の2戦に向けて順調だ。残り2戦ではトリプルエーの仕事をするつもりだ」2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)「今日の結果は、もちろんうれしい。今週末は僕らチームにとってかなり厳しい展開で、今日もペースは不足していたけど、5グリッド降格を科されてもできることはすべてトライしたので、2位フィニッシュとファステストラップ獲得はとてもいい結果だ。エキサイティングなスタートを決めた後、最初の数周が重要になることは分かっていたけど、すぐに2番手まで順位を取り戻すことができた。そこから前との差を詰めようとしたのは上手くいったと思う。今日は、特にファステストラップを目指したときが楽しかった。チェコが表彰台に上がれなかったのは残念だったけど、チームにとって貴重なポイントを獲得してくれた。また、フェルナンド(アロンソ)の結果もよかった。彼がいいドライバーだということはみんな分かっていて疑いようもない。ここからも、集中し続けていくことが必要で、残り2戦でも多くのことが起きるはずなので、不可能なことは何もない」3位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)「今日は素晴らしい気分だし、表彰台に戻ることができてとてもうれしい。僕たちはチームとしてこの結果にふさわしい。前回の表彰台から7年待たなければならなかった。まだこんなに長く待つ必要がないことをを願っているよ! 1ストップ戦略でリスクを冒したけど、うまくいった。強力なペースがあったし、最後はペレスに迫られたけど、十分にしがみつくことができた。エステバンは結果をアシストするために素晴らしい仕事をしてくれた。ピットストップも見事だたつぃ、チーム全体が良くやったと思う。このトラックが大好きだし、週末を通してマシンの感触は素晴らしかった。ここに戻ってくるのが待ち切れない。週末の開始時には確信が持てなかったアクションやオーバーテイクもたくさんあった。最終的に僕たちにとって完璧な週末だったし、コンストラクターズ選手権で多くのポイントを獲得できた。今、僕たちは最後の2レースにむけてアルファタウリに対して良いアドバンテージを持っている」4位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)「予選から挽回し、11番グリッドから順位を上げていくことができた。表彰台に手が届く位置にいたけど、不運にも叶わかなかった。今日はすべてを出し尽くしたレースになった。常に全開で、オーバーテイクを繰り返してプッシュした。レース中に、1ストップから2ストップへと戦略を切り替えたけど、パンクを喫したマシンもいたので、そうならないようにしながら、コンストラクターズチャンピオンシップで最大限の結果を残す必要があった。表彰台を手中に収めていたと思うけど、先週に続いてバーチャルセーフティカーに阻まれた。それがなければフェルナンドに追いつけていたかははっきりしないけど、かなり僅差にはなっていたはずだ。残念ではあるけど、僕たちは予選結果によるダメージを最小限に抑えることができ、バルテリ(ボッタス)がノーポイントに終わったことも大きい。今日はコンストラクターズチャンピオンシップを見据えて、僕らは安全策を採るべき状況だとチームが判断したと思う。チームにとっていい結果だったし、先を考えれば、僕たちはプッシュし続けて残り2戦でのパフォーマンスを向上させなければならない。すでにサウジアラビアとアブダビに目を向けているし、残りも全力を尽くしいていく。5ポイント差と、コンストラクターズチャンピオンシップ獲得の大きなチャンスがある。ここが勝負どころだ」5位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「今日は僕たちにとって素晴らしいレースだった。9番手からスタートして5位でフィニッシュできたことをとてもうれしく思う。良いスタートを切って、カルロス(サインツ)と(角田裕毅)をなんとかパスできた。ブダペストのフェルナンドに恩返ししたかった。チームにペレスから守るには何が必要かとチームに尋ねた。彼はフレッシュなタイヤを履いていて簡単ではなかったけど、できる限りのことをした。今日の結果は僕たちにとってほぼ勝利のようなものだ。チームの全員がこの素晴らしい努力を称賛するに値する。アルファタウリを25ポイント上回ったことで、今年の最後の2レースに向けてとてもうまくセットアップできた」6位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日のクルマは感触はかなり良かったし、パフォーマンスにとても満足している。オープニングラップでいくつか順位を上げ、第1スティントを通して、パフォーマンスを発揮できるペースがあるのは明らかだった。ミディアムで角田裕毅を抜いて、先行マシンに追いつき、ハードに交換した後はカルロス・サインツをアンダーカットして6番手に浮上した。全体的に今日はすべてが完璧に進んだし、このトリプルヘッダーの最後に8ポイントを獲得できたことは、みんなのハードワークに対する非常に満足のいく報酬だ」7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「今日はかなりタイヤマネジメントをしなければならなかったので、最も楽しいレースではなかった。でも、僕たちはいい仕事をして、レース前には疑問もあった1ストップでレースを終えることができた。予想どおり、ミディアムタイヤでスタートするのは厳しかったし、周りのクルマと戦うのに苦労した。そこからは最初のスティントをできるだけ伸ばすことに集中し、第2スティントの序盤数周はハードタイヤを労わった。終盤にプッシュしても大丈夫と言われたとき、前のオコンとストロールを追上げてようやく楽しむことができた。でも、DRSトレインのなかで身動きがとれず、オーバーテイクが不可能だった。それでおしまい。全体的にはポジティブな3連戦だったし、どのセッ...