ポルシェは15日(月)、来シーズンのWECに参戦する2015年型919ハイブリッドをヴァイサッハのテストトラックで初テストした。919ハイブリッドの名前を引き継ぐ新車は、WECのレギュラードライバーであるマーク・リーブによってシェイクダウンが行われた。ポルシェのLMP1テクニカルディレクターを務めるアレックス・ヒッチンガーは「クリスマス前に2015年シーズンの919ハイブリッドを得ることが我々の目標だった。そして、今、我々はそれを達成した」とコメント。
新車での初トラックテストは、1月18〜22日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで実施される。新型919ハイブリッドは、2014年マシンのコンセプトを保持しつつ、デザインは再設計された。「レース初年度に学んだことをベースにクルマを再設計して、新しいタブを走らせることは常に計画されていた」とアレックス・ヒッチンガーは述べた。「我々は新しいデザインチームであり、最初のデザインが正しく最適化されるとは期待できなかった」アレックス・ヒッチンガーは、新車は初代919ハイブリッドの進化系とみなすべきであり、素人目には初代と区別はつかないだろうと述べた。今年はル・マン24時間レースで走らせたロードラッグのエアロ構成でスタートしたポルシェだが、2015年はハイハウンフォースのセットアップでシーズンを開始するとみられている。アレックス・ヒッチンガーは、新型919ハイブリッドは「より多くのサーキットに最適化されるだろう」と述べた。
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