ピレリは、ペドロ・デ・ラ・ロサがタイヤ開発プログラムに加わることを発表した。ピレリは、2011年からブリヂストンに代わってF1にタイヤを供給する。当初、開発作業はニック・ハイドフェルドが行っていた。しかし、ハイドフェルドは今週末のシンガポールGPからデ・ラ・ロサに代わってザウバーからレース復帰することが決定。逆にデ・ラ・ロサがピレリでの作業を行うことになった。
ピレリは、今週モンツァでテストを行った元ルノーのドライバーであるロマン・グロージャンのフィードバックにも感銘を受けたとし、グロージャンも保持するとしている。ピレリのフランチェスコ・ゴリCEOは「これまで我々の作業はニック・ハイドフェルドが実施していたが、彼はレース復帰するため、ペドロ・デ・ラ・ロサとロマン・グロージャンが代わりを務める」「彼らは、全チームがピレリタイヤで初テストをするアブダビGPまでテストをする」フランチェスコ・ゴリは、F1タイヤを生産するトルコのピレリのファクトリーで記者会見を行い、タイヤの形状と構造は確定しており、現在の焦点は異なるコンパウンドを開発することだと付け加えた。「我々の第一歩はタイヤの空力面だった。デザインと形状は非常に重要だ。来年に向けてフィックスさせるには数カ月しかないので、我々はチームにそれを提供しなければならない」「我々はそれを達成しており、次の仕事はタイヤの構造だ。それはF1カーのストレスとスピードを確実に支えられるようにすることだ。我々はその開発の最終段階にいる」「次のチャレンジはコンパウンドだ。現在、異なるソリューションがテストされている」