ピレリは、パストール・マルドナドをF1テストドライバーに起用するとの報道を否定した。先週、複数のメディアが、ピレリが2017年のF1レギュレーション変更に備えて、パストール・マルドナドとギド・ヴァン・デル・ガルデの元F1ドライバー2人に開発の役割をオファーしたがっていると報じた。だが、ピレリは「我々がテストドライバーを指名したというニュース記事は事実ではない」とコメント。
「我々はチームの改良版の古いクルマを使い、テストを実施するドライバーの大部分は彼ら自身が候補者を指名する」ピレリは、世界モータスポーツ評議会でテスト機会を増やすことが承認されており、フェラーリのテストドライバーを務めるジャン・エリック・ベルニュが、フィオラノでフェラーリの2014年F1マシン『F14 T』を使用して本格的な2017年F1タイヤのテストを開始している。2016年のテスト計画は2つのフェーズで行われるとみられている。第1フェーズは、2015年F1マシンが使用され、2017年版のテクノロジーを適用した現行サイズのタイヤでの概念的な作業となる。そして、7月下旬、もしくは8月上旬には、ピレリは2015年F1マシンンに2017年の空力パッケージを適用したハイブリットカーで作業を実施する。フェラーリ、メルセデス、レッドブルの3チーム、そして、ウィリアムズ、マクラーレン、フォース・インディアのうちの2チームを加えた5チームが2015年F1マシンの改良版の供給に合意している。
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