ピエール・ガスリーは、ドライバーを交代するというレッドブルの決定は、1週間前に言われていたこととは違ったと戸惑いをみせつつも、自分はまだ2020年のレッドブル・ホンダのドライバー候補のままだと語る。F1ハンガリーGPでチームメイトのマックス・フェルスタッペンから1周遅れでフィニッシュした後、レッドブルの首脳陣はシーズン終了までガピエール・ガスリーのシートは安泰だと繰り返していた。
だが、実際にはそうではなかった。1週間後、ピエール・ガスリーはトロロッソに降格し、彼の乗っていたRB15はアレクサンダー・アルボンのものになった。ピエール・ガスリーは、プレスリリースが発表される1時間前までその決定を知らなかった。「あの日の朝にそういう決定が下されたことを知った。発表の朝の午前8時42分にヘルムート・マルコから電話があった」とピエール・ガスリーは FormulaSpy に語った。「ブダペスト語に言われていたこととは違っていたので、ちょっとショックを受けた。過去数週間は全てがかなり明確だったし、どうしてそれが変わったのかわからない」「もうその決定が変わることはない。もう過去のことだし、今はトロロッソとの現在と未来に焦点を当てる必要がある」「それについて考えることにあまり時間は費やさなかったし、トロロッソとの残り9戦に集中して、ベストを尽くす必要がある」シーズン途中の降格となったピエール・ガスリーだが、2020年のレッドブルの扉は閉ざされていないと伝えられたと語る。「最高のパフォーマンスを発揮するためのレースは9戦あるし、そこにエネルギーを集中させていく」「僕は2020年のレッドブルのシートの候補だと言われているし、またチャンスはあると確信している」マックス・フェルスタッペンが181ポイントを獲得したのに対し、63ポイントしか獲得できなかったピエール・ガスリーのパフォーマンスは、レッドブル・ホンダがコンストラクターズ選手権でフェラーリと2位を争う妨げとなった。それが自分がトロロッソに送り返された理由だと思うかと質問されたピエール・ガスリーは「コンストラクターズ選手権で2位のフェラーリを倒すことが彼らの目標だ」とコメント。「全体的にまだ問題はあるけど、すべては正しい方向に進んでいたと思う。それについてあまり話したくはない。もう終わったことだからね。良い教訓を学んだよ」「自分の何を変えられるか、今後数ヶ月に速くなるために何ができるかに集中する必要がある」
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