セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第10戦イギリスグランプリの金曜フリー走行を7番手で終えた。ドライコンディションとなったフリー走行2回目にセルジオ・ペレスはミディアムで合計11周を重ねたが、スティント中にフラップ調整のために2度ピットに入った。その時点で1分30秒095のベストタイムを記録して4番手につける。
セッションが残り20分となり、新品ソフトタイヤで1周のフライングラップを実施。セルジオ・ペレスは1分29秒753で7番手タイムにつけると、結局このポジションでセッション終了を迎えた。「今日は好調なセッションではなかった」とセルジオ・ペレスはコメント。「マシンがシミュレーターでの準備からかけ離れている。エアロダイナミクスに関連した問題ではないかと思っているけれど、データを確認するまでは断言できない。確認してから問題を理解する必要がある。おかげでロングランはごく短い距離しかこなせず、セッション終盤の走行に影響が出てしまった」「好調な週末のスタートとは言えない。僕たちは少し遅れを取っているので、もっと詳しく調べる必要がある。追いつくのは難しいかもしれないけれど、これは以前も経験した流れなので、問題を正しく解決できれば良い状態に持っていけるはずだ」「このコースのタフなコーナー群では自信が必要だけど、自信さえ取り戻すことができれば状況は好転するはずだ。フェラーリは強力に見えるけれど、明日の予選では彼らと対等に戦えることを願っている」