2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPのフリー走行1回目が6月29日(金)にレッドブル・リンクで行われた。シュピールベルクの金曜日の天候は曇り。気温18.9℃、路面温度26.9℃という比較的涼しいコンディションでセッションはスタート。序盤はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がスピンを喫し、キミ・ライコネンがオーバーシュートするなど、多くのドライバーが限界を探るなかでミスをするシーンが見られた。
ストフェル・バンドーン(マクラレーン)は、最終コーナーの縁石でフロントウイングを破損。同じ場所でピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)もフロントウイングにダメージを負っている。また、マクラーレンはピットでストフェル・バンドーンをアンセーフリリースしてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と接触事故を起こしそうになったことで1万ユーロの罰金を科せられている。フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、特徴的なサイドポッド周りのパーツを含め、大幅な空力アップグレードを導入したメルセデスが好調なスタートを切った。3番手には0.233秒差でマックス・フェルスタッペン、4番手には0.341秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。トップ6は1秒以内にひしめいている。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが36周を走行してトップから1.555秒差の10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが45周を走行して19番手だった。ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンに代わってロバート・クビサがフリー走行1回目を担当。38周を走行して20番手タイムでセッションを終えた。2018年 F1オーストリアGP 動画:フリー走行1回目OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "llZ21uZjE6qwkMdLtLu6KXpUfQyY3Vky");});関連:F1オーストリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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