メルセデスAMG F1は、2020年のF1世界戦選手権に参戦するF1マシン『W11』のカラーリングを発表。2010年にワークスチームとして復帰して以来のシルバーとグリーンに新たにレッドのカラーが加わった。メルセデスは2月10日(月)にロンドンで発表イベントを開催。新たな主要パートナーとしてイネオス(INEOS)との契約を発表するとともに、2019年F1マシンで今季のカラーリングを披露した。
化学多国籍企業であるイネオスは、陸上競技、サイクリング、サッカー、アメリカズカップヨットレースとしう幅広いスポーツポートフォリオを所有しており、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、同社がメルセデスF1チームに適した企業だと述べた。「イネオスを新しいパートナーとしてメルセデスに迎えることができたことを非常に誇りに思っている。会社の野心、ダイナミズム、起業家精神は、メルセデスAMGペトロナスの精神にぴったりだ」とトト・ヴォルフはコメント。「両社は、日々改善するという絶え間ない願望と、最高の結果を達成するための強いコミットメントを共有している。我々のパートナーシップは、レーストラック、水上、グランドツアーのステージで大きな課題に取り組むことで定義される。それぞれの水準を上げることを目指している」「さらに、この新しいパートナーシップは、F1での我々の将来の計画の重要な礎石だ。また、成功への長期的なビジョンを持つ野心的なグローバルブランドであるF1の魅力を実証するのに役立つ」イネオスの創設者兼会長であるジム・ラトクリフは「イネオスが世界最高のF11チームの主要パートナーになり、さらに世界で最も有名なブランドの1つであるメルセデス・ベンツにまで拡大できることを誇りに思う」「メルセデスチームは世界的なスポーツのリーダーであり、技術革新と人間のパフォーマンスの最前線にいることを一貫して示してきた。可能性を再定義するという彼らの意欲と決意は、イネオスに自然に適合させるものだ」「メルセデスAMG ペトロナスとのパートナーシップを強化することにより、より広範なINEOSスポーツファミリー全体でさらに大きなパフォーマンスの向上を特定し、ロックを解除できるようになります。」メルセデスは2月14日(金)にシルバーストン・サーキットで2020年F1マシン『W11』のシェイクダウンを実施し、正式にお披露目する。