メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、フェラーリのテニカルディレクターを務めるマッティア・ビノットの引き抜きに動いているとの報道を否定した。先月、イタリアのメディアは、フェラーリ内の不協和音はまだ収まっておらず、マッティア・ビノットが他チームからのオファーを検討していると報じた。
メルセデスは、その中の最有力候補とされていたが、トト・ヴォルフはその報道を否定。マッティア・ビノットは優秀なエンジニアだとしつつも、チームは彼を必要としてないと主張した。「いいや、我々はビノットに契約をオファーしてはいない」とトト・ヴォルフはコメント。「彼は優秀なエンジニアだと言えるが、我々はジェームス・アリソンのリーダーシップの元、一流のテクニカルチームがいる。したがって、我々は他の誰かを求めてはいない」メルセデスのエンジニアリングチームは、昨年、アルド・コスタがコンサルタント業務に異動し、ジョン・オーウェーンが率いている。「アルドは、同僚であるだけでなく、友人でもある。彼がメルセデスは離れることはない」とトト・ヴォルフはコメント。「我々のチームは動的な構造となっており、若い人々に成長の機会と責任を提供しなければならない。私が気に入っているのは、誰もチームに不満を残していないことだ。そこは保証できる」
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