メルセデスは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが優勝。ルイス・ハミルトンが2位に続き、今シーズン11回の1-2フィンニッシュを達成。1988年のマクラーレン・ホンダの記録を更新した。ニコ・ロズベルグ(1位) 「素晴らしい週末だったし、3日間を通してとてもリラックスしていた。僕はオースティンを教訓にしなければならなかった。大きな失望だったけど、それができたと思う。ペースのコントロールが前よりもうまくできたし、ルイスを近づけすぎなかった」
「彼は本当に良い走りをしていたし、常に僕をプッシュしてきた。彼がスピンして少しだけ余裕ができたし、それでスティント終盤のためにタイヤを少しセーブできた。完璧だった。チームにとってまた素晴らしい1-2だ。それから、フェリペがホームレースで僕たちと一緒に表彰台に上ったのも良かったね。今週末、ブラジルの人たちは僕たをとても歓迎してくれた。彼らにとっても良い1日になったね。これからアブダビで最高のフィナーレが待っている。僕はまだ100%自分が勝てると信じている。もちろん、フェリペやバルテリ、もしくルイス自身に助けてもらう必要があるけどね」ルイス・ハミルトン(2位) 「ミスしてしまったときは誰でも落ち込むものだ。今日の僕はそれをやってしまった。でも、正直、トラックでは良い気分だった。クルマは強かったし、自分のペースも良かった。諦めずにプッシュを続けたし、遅れを取り戻すことができた。それが何よりも重要だった。普通、プッシュしろとチームが言うのはそのラップでピットインするときだ。だから、僕はそうした。でも、もう1周行かされたのにはビックリした。全力でハードにプッシュした後だったので、2周目はリアタイヤがもう終わってしまっていた。それでも、リアをロックアップさせてしまったのは僕のミスだ。それで勝利を失ってしまった。ニコはミスをせずにうまく守り、とても良いレースをした。でも、速かったのは明らかに僕の方だ。まあ、たいしたことではないけどね。それがレースだ。いくつかポイントを逃したのはもちろん残念だ。でも、1-2フィニッシュの記録を更新できたので素晴らしいチームリザルトだ。レースはとても楽しかった。クルマはとにかく素晴らしい。今まで走った中でベストだ。チームの頑張りに感謝したい。アブダビでも同じようにハードにプッシュするつもりだ。次も今日のような良いレースがしたい」関連:F1ブラジルGP 結果:ニコ・ロズベルグが優勝