メルセデスのテストドライバーであるサム・バードは、7月の若手ドライバーテストで走れないことに落胆していることを認めた。メルセデスは、2013年マシンを使用してピレリとタイヤテストを行ったことで、FIA国際法廷から戒告とシルバーストンでの若手ドライバーテスト参加禁止の処分が下された。
サム・バードは、昨年マニクールで開催された若手ドライバーテストで3日間メルセデスのステアリングを握ったが、今回の裁定により今年はF1マシンをドライブできなくなってしまった。サム・バードは、W04で走行するチャンスがなくなったことに落胆していることを認めながらも、コース外でチームを手助けすることに集中すると述べた。「個人的に落胆していないと言えば嘘になる」とサム・バードはコメント。「でも、メルセデスがチャンスを与えてくれて僕はとても恵まれているし、本当に彼らのことを大切に思っている」「ハードワークに取り組むチャンスだっただろうし、僕たち全員がそれを楽しみにしていた。でも、今は処分の結果を受けて、ファクトリーや僕のシミュレーター作業などで他の方法を探しているし、僕はその仕事に集中する。何よりも、僕はチームの一員だ。なので、チームのためにベストを尽くす」
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