マクラーレンF1チームは、ステファニー・カーリンが2024年1月からチームのF1ビジネスオペレーションディレクターとして加わることを発表した。公式声明によると、ステファニーのマクラーレンでの役割には、2024年のF1アカデミーへのマクラーレンの参加をサポートすることが含まれる。彼女はマクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラの直属で働くことになる。
ステファニーはマーケティングとプレスの分野でキャリアをスタートし、2011年に夫のトレバー・カーリンが所有するカーリンでコマーシャルマネージャーに昇進。ステファニーは自動車レースの世界でよく知られた人物であり、著名な管理職に就く前にいくつかのチャンピオンシップで活躍した。そして、彼女は2022年5月にカーリンのチーム副代表に昇進し、いくつかのチャンピオンシップでのチーム活動の管理を監督。カーリンがニュージーランドの自動車メーカー、ロダンと提携したときもトップの座を維持し、FIA F3、F1アカデミーではチーム代表を務めた。また、ルイス・ハミルトンのエクストリームEチーム『X44』のチームプリンシパルも務めている。カーリンは昨年初めてF1アカデミーとスペインF4に参戦したほか、英国GB3、英国F4、FIA F3、FIA F2にも参戦。1999年以来、F4、F3、F2、インディライツ、インディカー、ELMS、アジアン ルマン シリーズで470を超えるレース勝利と30回のチャンピオンシップを誇り、F1以外で最も成功したレーシングチームの1つである。しかし、チームを創設したトレバー・カーリンは、先月、ロダン・カーリンの取締役を辞任して自身の名を冠したチームと決別していた。そして、マクラーレンでのステファニー・カーリンの新たな役割は、チームが4位に終わった好調な2023年シーズンの後、F1チームが勢いを維持したいと考えているそのタイミング発生した。マクラーレンのスタードライバーであるランド・ノリスはステファニーのことをよく知っており、ジュニアカテゴリーでチームと一緒にレースをしたことがある。