マクラーレン・ホンダは、バルセロナテスト序盤の問題を解決することを目的にデザインし直されたMGU-Kのシーズの不具合に苦しんだ。マクラーレン・ホンダは、テスト初日にMGU-Kの不具合により午後の走行を断念。金曜日もエンジンを制限したプログラムを実施した。3日目となる土曜日にはデザインし直されたMGU-Kシールが搭載されたが、その部分にさえもトラブルが発生。ガレージで多くのデザインを過ごし、トラックに戻っても低いパワーでの走行を余儀なくされた。
金曜日にホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久は、序盤のトラブルは品質問題によるもので、新しいパーツによって解決されるだろうと述べていた。マクラーレンは「午前のセッションの後、クルマは木曜日に経験したものと類似したMGU-Kの問題が再発したので、ガレージに戻した」と述べた。「徹底的にチェックし、MGU-Kのパワーを制限してテストを再開することに決めた」「新しくデザインし直されたシールが到着する予定であり、今晩適用される」