マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、2015年に始まるホンダとのエンジン契約によって、この先10年間チームの競争力が保証されると自信をみせている。今年5月、マクラーレンは2015年からホンダのエンジンを搭載することを発表。マクラーレン・ホンダが復活する。これにより20年にわたるマクラーレンとメルセデス・ベンツとのエンジンパートナーシップは終わりを告げる。
マクラーレンは、これまで契約について“複数年”としか述べていないが、マーティン・ウィットマーシュは、ホンダとの契約により、マクラーレンは今後10年間はスポーツのトップに居続けることが可能になったと述べた。「社内には非常に大きな興奮がある」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。「我々が最後にホンダとレースをしていた頃に私もそこにいたが、彼らにはレーシングカルチャーとレーシングスピリットがある」「それはエキサイティングなことであり、チーム内の大きな刺激になる。我々は今後10年間、素晴らしい予算、リソース、そしてパートナーとともにF1で勝ち続け、成功し続けられるとわかっているのだからね」「常に挑戦だよ。だが、エキサイティングな挑戦だと思っている」マクラーレンは、年末にボーダフォンに代わるタイトルスポンサーを発表するとしている。マーティン・ウィットマーシュは、ホンダとの提携と合わせてチームには“非常に確実”な長期的な予算があると述べた。「幅広いスポンサーと話が進行している。もちろん、ホンダは技術的にも商業的にも素晴らしいパートナーだ。我々には非常に確実な予算がある」