マルシャは、新しい1.6リッター V6ターボエンジンが導入される2014年にフェラーリのエンジンを搭載することを発表した。フェラーリとの契約には、ギアボックスや関連するシステムの供給などの技術的なパートナーシップも含まれる。マルシャのアンディ・ウェッブCEOは、チームの長期的な将来のために重要な契約だと強調した。
「我々のチームへのこの発展の重要性は、誇張することはできない」とアンディ・ウェッブは述べた。「我々は、F1史で最も成功したエンジンメーカーからカスタマー供給による利益を得るだけでなく、我々が必要とするのであれば、スポーツへのコミットメント、我々の長期的な野心を維持するための決意というさらなる確証も供給される」「来年導入される新しいパワートレイン規約は、V8形式の導入以来、スポーツ内で最も大きなエンジン開発となる。エンジン快晴システムのさらなる貢献のためにもより重要だ」「我々は、F1競走の刺激的な新しい時代にスクーデリア・フェラーリと働けることを楽しみにしている」マルシャは、2010年から4シーズンにわたってコスワースのエンジンを使用してきた。「我々はこの機会を、2010年のデビューシーズンから組んできたコスワースへの感謝に使わせてもらいたい」とアンディ・ウェッブはコメント。「我々は、チームの船出の重要な部分をともに共有した。コスワースは、我々の進歩の不可欠な部分だった」「我々はコスワースがスポーツを離れるまで、我々が組んで達成できることを確実にするために、シーズン後半ともに働き続ける」マルシャは、フェラーリとの契約にも関わらず、マクラーレンとの技術契約は継続する。マクラーレンとの技術契約は、風洞といった空力施設の利用であり、フェラーリとのパワートレイン契約とはバッティングしない。