マーカス・エリクソン(ザウバー)は、F1イタリアGPの予選セッション中に他車の走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科せられた。 予選Q2でフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがフライングラップに入っている最中、マーカス・エリクソンはパラボリカへのアプローチで減速。それを見たニコ・ヒュルケンベルグは、無線でチームに「彼は何をやっているの?」と不満を述べていた。
マーカス・エリクソンもニコ・ヒュルケンベルグもQ3まで進出したが、スチュワードはこの一件を審議して、マーカス・エリクソンに責任があると判断。予選を10番手で終えたマーカス・エリクソンに対して、3グリッド降格処分を科すと共に、スーパーライセンスに対する2点のペナルティポイントも与えた。これでマーカス・エリクソンのペナルティポイントは合計7点となる。12カ月有効のペナルティポイントが12点に達すると1戦の出場停止処分が科せられる。今週末のF1イタリアGPでは他にも多くのグリッド降格ペナルティがあり、マクラーレン、レッドブル、トロ・ロッソがエンジン交換で降格。さらにレッドブルのダニール・クビアトにはギアボックス交換のペナルティも科されている。関連:F1イタリアGP 予選:ルイス・ハミルトンが7戦連続ポールポジション