ロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスは、チームが財政難だという報道を否定した。2009年後半に当時のルノーを買収したジェニー・キャピタルの共同オーナーであるジェラルド・ロペスは、1億2000万ユーロ(約155億9635円)の負債があるとの報道は誤解だとしている。また、給与未払いのスタッフが、ストライキを起こす恐れがあるとの報道も笑い飛ばした。
「1億2000万ユーロの負債だが、少しでも利口な者が会社登記所へ行って調べれば、そのうちの9,000万ユーロ(約116億円)は“本当の”負債ではなく、株主貸付であることのがわかるだろう」とジェラルド・ロペスはコメント。「給与は遅れずに支払われており、ファクトリーの人々がストライキを起こそうとしているような気配すらない」「通常であれば、このようなことについてはコメントしないが、今回のように社内で働いている人々にそのようなことを言うのはフェアではない」ロータスは、ジェニー・キャピタルが投資したことによって、009年にルノーを買収した時よりもはるかに強いチームになったとジェラルド・ロペスは述べた。「我々がこのチームを引き継いだときはチャンピオンシップで8位だった」「当時の風洞は50%スケールだったが、今では60%だ。driver-in-the-loopシミュレーターも持っていなかったが、今は持っている。ギアボックスダイナモも以前はなかった」「ワークスチーム時代にすらなかった多数のものを手に入れたということだ」