F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、ホンダがF1を継続することはスポーツにとって極めて重要なことだったと述べた。マクラーレンがホンダとの決別を決断したことにより、ホンダがF1撤退を迫られる可能性もあった。そのため、F1上層部とFIAはホンダへの支援を申し出、トロ・ロッソとのエンジン契約の仲介を買って出ていた。
F1シンガポールGP初日となった15日(金)、これまで長く報じられてきたホンダとマクラーレンの決別、マクラーレンとルノーの契約、そして、ホンダとトロ・ロッソの契約というF1にとって重要なニュースが揃って正式発表された。「この集中的かつ複雑な議論に関係するすべてのチームとコンストラクターが満足のいく合意に達したことを嬉しく思う」とチェイス・キャリーはコメント。「我々は様々な関係者の随意に務め、全員にとって最良の結果を促進することに努めてきた」「モータースポーツの主要メーカーであり、モータースポーツ史において重要な役割を果たしてきた企業であるホンダは、今後も数年間F1を継続してくれることは極めて重要なことだ」「我々は世界中のファンにとってF1がよりエキサインティングかつスペクタクルなものになるように、すべてチーム、そして、メーカーと協力していくことを楽しみにしている」関連:・マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表・マクラーレン、ルノーとのF1エンジン契約を正式発表・ホンダ、トロ・ロッソへのF1パワーユニット供給を正式発表
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