F1ラスベガスGPの予選で11番手以下だったドライバーのコメント。11月22日(金)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2024年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリの公式予選が行われた。セルジオ・ペレス(レッドブル)が今季6回目となるQ1敗退、フランコ・コラピント(ウィリアムズ)が2戦連続でクラッシュを喫し、リアム・ローソン(RB)が15番手でQ2敗退と、来季のレッドブル・レーシングのシートについて話題になっているドライバーが早々に姿を消した。
11番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)「まず、予選での素晴らしい結果を出したピエールとチームにおめでとうと言いたい。僕自身は今日の予選でのラップにとても満足している。コンマ1秒差でQ3進出を逃したのは残念だけど、11番手からのスタートでポイント獲得を狙える位置につけている。明日のレースではタイヤのデグラデーションが結果にどう影響してくるか興味深い。うまくいけば、僕たちにとって前進するチャンスが生まれるだろう。今日のセッションではトラクションとグリップに少し苦しんだけど、改善に向けて懸命に取り組んでいる。明日はタイヤを長持ちさせ、訪れるチャンスを最大限に活かすために全力を尽くす。昨年はさらに後ろのグリッドからそれを成し遂げたので、良いチーム結果を残せる自信がある」12番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「そこそこのラップタイムは出せたけど、プラクティスでのペースは出ていなかったようだ。他のドライバーたちよりは良いタイムを出すと思っていただけに疑問符が浮かんでいる。なぜそうなったのかわからない。12番手はまだポイント獲得が可能な位置だ。レースは長いし、まだ終わっていない」13番手:周冠宇(ザウバー)「Q2に復帰できて嬉しい!週末を通して着実に進歩してきたし、今日のセッションには非常に満足している。FP3のプラクティスが限られていたことを考慮すると、予選ラップには本当に満足している。かなり力強い感触で、マシンから最大限の力を引き出せたと思う。このような競争力のある位置からスタートすることは、僕たちにとってチャンスであり、チームの努力の証だ。明日は、この力強いスタートティングポイントを生かして素晴らしい結果を目指して全力を尽くす」14番手:フランコ・コラピント(ウィリアムズ)コメント未発表15番手:リアム・ローソン(RB)「全体的なグリップにかなり苦戦した。イライラするけど、言い訳にはならない。みんな同じコースを走っているからね。ラップの大半で滑っていたけど、ターン14で大きく滑ったため、ラップを中止しなければならなかった。残念だ。少し不可解だ。というのも、さまざまなポイントでマシンは良好で、力強さを感じていたし、Q1の方がQ2よりも明らかに良い感触だった。詳しく調べて、何が起こっているのか見ていく。明日は全員にとって、この寒い気温でタイヤを保護し、グレイニングを防ぐことが重要になる。これはかなり難しいことだけど、それが目標だ。このコンディションはトリッキーだけど、昨日のロングランでやったことを振り返り、明日に向けて何かうまくいくように努力する」セルジオ・ペレスは今季6回目となるQ1敗退。16番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「週末を通してグリップに苦しんできた。タイヤのグリップと滑りが原因で、ラップタイムをまとめるのがとても難しい。予選はかなり難しいものになるだろうと思っていたけど、実際にはかなりトリッキーなものになった。僕たちは低速でのパフォーマンスがかなり不足しており、タイヤを適切な状態に持っていくことができなかった。それが主な問題であり、このセッションではそれが非常に大きな影響を与えた。今日はもっと上を目指していたけど、進歩は十分ではなかった。マックスは非常にいいラップをまとめ、1周のパフォーマンスを少し向上させたようだ。一方、僕たちのほうではそれができなかった。明日はかなり難しいレースになると思うけど、僕たちのレースペースは1周よりもずっと競争力があると思うので、集団から抜け出すことができるだろう」17番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「今週末はここまで競争力がなくて、予選に向けて苦戦するだろうと予想していた。ラスベガスの寒い気候の中で、バランスとタイヤの温度管理に苦労している。競争力がなかったレースが数戦あったけど、来年に向けて改善し、学び続ける必要がある。昨年のレースで分かったように、何が起きてもおかしくないし、どんな事故やセーフティカーが出ても、それを利用する準備はできている」18番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)コメント未発表19番手:バルテリ・ボッタス(ザウバー)「僕にとってはかなりトリッキーなセッションだった。Q1の終盤にコースがベストになることはわかっていたけど、最終走行の最初のラップでうまくいかなかった。2周目には大幅にタイムを縮められると思っていたけど、残念ながら大量のトラフィックにはまってしまった。少し運が悪かったけど、僕にとっては最もクリーンなラップではなかったのも残念だ。いずれにせよ、明日は5グリッド降格のペナルティが課せられることになっていたので、後方の列から抜け出すのは難しかっただろう。これから少し山を登らなければならないけど、明日は全力を尽くすつもりだ。このサーキットはアクションのチャンスを与えてくれることがわかっているので、それを最大限に活用する必要がある」20番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)「ERSの故障後、チームは予選に向けて僕のマシンを準備するのに本当に良い努力をしてくれた。1周はなんとかコースに出たけど、タイヤの温度が十分でないと難しいし、ターン12で少しトラフィックに巻き込まれてしまった。明日は厳しい一日になると思う。タイヤマネジメントがかなり必要なレースだし、僕たちのマシンはタイヤにかなり負担をかけてしまうけど、何ができるか見てみよう」