F1ラスベガスGPは、スフィア・エンターテインメント社(Sphere Entertainment Co.)とコラボレーションを発表。革新的なLEDスクリーン『Exosphere(エクソスフィア)』にカスタムレースコンテンツが登場する。360度のイベント会場であるスフィアは、屋内外にビジュアルを放映するスクリーンで飾られ、Sphere Studiosが制作したさまざまなエキサイティングな屋外ビジュアルコンテンツをデモンストレーションする。
世界最大の54,000㎡にも及ぶ球体LEDスクリーンには、グランプリのカスタムコンテンツに加え、イベントのパートナーブランドが映し出される。また、イベント開催までの期間中、スフィアのスクリーンにはF1グリッド20名全員のドライバーカードが展示され、彼らの肖像がラスベガスに大きく浮かび上がる。F1ドライバーのヘルメットもスフィアのスクリーンに映し出され、通行人にとっては前衛的な背景として機能するが、ドライバーが赤旗や黄旗と勘違いしないよう、セッション中に赤や黄色のグラフィックをスクリーンにできないことは理解されている。MSGエンターテインメントのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるジョエル・フィッシャーは「FORMULA 1 HEINEKEN SILVER LAS VEGAS GRAND PRIXの初年度に、スフィアとラスベガスグランプリの両方とパートナーシップを組めることを楽しみにしている」と語った。「これは世界最高峰のスポーツイベントの1つであり、F1を通じてスフィアを世界中の視聴者に紹介する準備ができている。ラスベガスでの直接観戦と世界中での観戦の両方で、Exosphereの比類のない技術的および創造的な能力を実証する」ラスベガスグランプリのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プラザーは「スフィアのエクソスフィアは、ラスベガス・ストリップ・サーキットを補完するだけでなく、新たな高みへと昇華させ、来場したファンや世界中のテレビ観戦者にとって、すべてのラップを魅惑的なエクスペリエンスへと変える」と語った。「リアルタイムのポールポジション、スリリングな表彰台のセレブレーション、そして20人のドライバーとその象徴的なマシンが実物以上に大きく映し出されるダイナミックなショーケースを映像でご覧ください。我々はスフィアをレース週末の中心に据えることに興奮している」スフィアは、ラスベガスグランプリの多くのユニークな側面のひとつになる。このレースは、ライブイベント中継の一部としてこの会場が使用される初めてのケースとなる。F1はまた、ネバダ州の中心部でスファー・エンターテインメントとともに新境地を開拓している。F1がレースイベントのプロモーターとして活動するのはこのグランプリが初めてで、象徴的なストリップをF1マシンが疾走するのも初めてとなる。イベント開催に必要な準備の一環として、F1はピットとパドックの建設に2億ドル以上を費やした。初開催となるラスベガスGPは、1982年に不運にも2回開催されたシーザーズ・パレス・グランプリ以来のF1復帰戦となる。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿