ランド・ノリスは、ニック・ハイドフェルドが保持している望まぬF1記録、つまり勝利なしでのグランプリ最多表彰台記録に近づきつつある。マクラーレンのノリスは、ルイス・ハミルトンが失格となったアメリカGPで2位に入り、4戦連続の表彰台を獲得し、表彰台通算12回目となった。
この記録は元BMWドライバーのニック・ハイドフェルドに次ぐもので、ハイドフェルドはキャリアを通して8回の2位を含めた13回の表彰台を獲得しており、表彰台の頂点に立つことなく最多の表彰台を獲得したという不名誉な記録を保持している。マクラーレンは2023年に目覚ましい成長を遂げ、ノリスは今年ここまで6回の表彰台を獲得しているが、初勝利は23歳のノリスから逃げ続けている。 ノリスはオースティンで行われた日曜日のレース後、マクラーレンが今季のレースで勝利する「最大のチャンス」を逃してしまったことを懸念していることを認めた。「最大のチャンスを逃したと思うか?そうだね」とノリス。「カタールはレースに勝つ最大のチャンスだったと思う。そのチャンスを逃してしまった」「ノーとは言いたくないし、絶対ないとは言わない。ただ、僕たちの強みである、鈴鹿スタイル、カタールスタイルの超高速サーキットはもう残っていない」「今後、僕たちにとって良いサーキットはないと思う。僕たちのベストはもうなくなってしまったと思う」「良い結果が出せることを期待したいし、表彰台を目指してまだ戦えると思うけど、彼らは僕にとって速すぎる。」ノリスはさらに「GPSオーバーレイを見れば、僕たちが低速域でどれだけ劣っているかがわかるだろう。ブラジルは楽しみにしていない。そこではかなり衝撃的なことになると思う。ラスベガスやアブダビの方がおそらく良いだろう。」ノリスは現在、残り4レースを残してドライバーズチャンピオンシップで6位につけているが、マクラーレンはコンストラクターズランキングでアストンマーティンを抜き去り4位に浮上した。
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