インディカーは、2018年マシンで使用されるユニバーサルエアロキットのデザインイメージを公開した。今年1月にはコンセプト示唆する図面が公開されていたが、今回公開されたレンダリング画像では、より多くの詳細が明らかにされた。画像では、2018年インディカーマシンを現在のマシンのアウトラインと比較することができる。
「作業は進行中だが、2018年マシンの開発状況は励みになっている」とインディカーの競技委員長を務めるジェイ・フライはコメント。「クルマのルックスは大胆なものであり、シミュレーションによるパフォーマンスデータは目標としているゴールに到達している。デザインに組み込まれている安全性の強化も相当なものだ」2018年マシンの鍵は、後続マシンへの乱気流を減少させ、オーバイテイクの機会を増加させるためにマシンの上部ではなく、下部からダウンフォースを最大限に発生させることにある。インディカーのエアロ開発ディレクターのティノ・ベリは「我々はアンダーウィングからより多くのダウンフォースを生み出すことに取り組んできた」とコメント。「ロードコースとショートオーバルでは(今年のマシンのアンダトレイの)フロアの穴は塞がれるが、スーパースピードウェイではオープンになる」2018年マシンの最も目立つ特徴は低いエンジンカバーを含めた“より伝統的なインディカーのルックス”にあるとティノ・ベリは述べた。