ロス・ブラウンは、自身がメルセデスF1のチーム代表だった2013年にニコ・ヒュルケンベルグがルイス・ハミルトンに次ぐセカンドチョイスだったことを明らかにした。新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役としてシルバーストンでの2連戦に出場したニコ・ヒュルケンベルグは、贅沢なリザーブドライバーとしての起用でなく、フルタイムでF1グリッドにいるべきドライバーであることをF1界に思い起こさせた。
F1 70周年記念GPの予選で3番グリッドを獲得したニコ・ヒュルケンベルグは、昨年のアブダビGP以来、252日ぶりのレースで7位入賞を果たした。現在、F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、メルセデスF1のチーム代表を務めていた2013年にニコ・ヒュルケンベルグと契約目前に迫っていたことを明かした。「ニコ・ハルケンベルグにとって、信じられないほどの身体的な挑戦だっただろうし、レースを終えてどれくらい痛みが出ているかは分からない。だが、いきなり難しい仕事に飛び込むことになったにもかかわらず、週末を通して素晴らしいパフォーマンスを発揮していた」「数年前に私がメルセデスで担当していたとき、彼とほとんど契約に至っていた。ルイスがメルセデスに加入していなければ、、ニコは私たちの次の選択肢だった」「私は常にドライバーとしてニコを非常に尊敬してきた。彼はF1にいるべき非常に強いドライバーだ」残念ながら、レーシング・ポイントF1のチーム代表であるオトマー・サフナウアーは、次戦F1スペインGPではセルジオ・ペレスが新型コロナウイルスの検査で陰性となることを“99%”確信していると語っており、ニコ・ヒュルケンベルグが再び代役を務める可能性は低いと語っている。「正直、僕はまだ全体像を把握していない」とニコ・ヒュルケンベルグはレース後に言った。「今後数日でさらに詳しく知ることができると思うし、週末に近づくにつれて発展することだろう」「彼がレースに出られない場合に備えて、僕はそこにいると思う。再び彼の代役を務めるためにそこにいることになると思う。再び木曜日の遅い決定で戻することになると思う」
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