ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、自身の将来について“重大な議論”が行われている最中のF1ドイツGPでクラッシュリタイアを喫してしまった。ニコ・ヒュルケンベルグは、169戦続いていた自身のF1表彰台未登壇記録に終止符を打つチャンスを逃した。ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、彼のルノーF1のチームメンバーは“目に涙を浮かべた”と語る。
「心理的側面に疑問を抱かなければならないが、多くのことが起こっていたので、彼を責めることはできない」とシリル・アビテブールは Auto Hebdo に語った。ニコ・ヒュルケンベルグとルノーとの契約は今シーズン末で期限を迎え、エステバン・オコンが彼の後任として加入するとの噂もある。ニコ・ヒュルケンベルグのクラッシュについて質問されたシリル・アビテブールは「正直に言おう。将来のための重要な議論をするタイミングが来ている。我々はオプションを検討しており、彼もそれを知っている。動き出している」とコメント。「人間であり、感情的な要素もある。ニコはもう3年間我々と一緒にいるからね」