ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーF1チームはエンジン部門を叩いても何も得ることはできないと主張する。F1バーレーンGPでニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドはレース終了間際まで6番手と10番手を走行していたが、異なるエンジン問題によってダブルリタイアを喫した。
現在、ルノーF1チームはコンストラクターズ選手権で7位に沈んでおり、マネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、トラブルは“受け入れがたい”ことだと語っている。しかし、ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーはエンジン部門に責任をなすりつけないことが重要だと語る。「飲み込むのは難しいことだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「僕だけでなく、全員にとってね。F1がチームスポーツだということに気づかされる。ヴィリーのエンジン部門と全員が壊滅的な状態にある」「彼らを叩いても何の意味もない。僕たちは一つのユニットとして働き、互いに助け合う必要がある」信頼性の低い良いクルマか、レースをフィニッシュできる遅いクルマのどちらの方が楽かと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「正直、クルマを解決するのが簡単かどうかはわからない」とコメント。「明らかに僕たちにはこれらの問題についての歴史がある。僕たちはそれらの問題を乗り越えたいと思っているし、すぐにそうする必要がある。でも、僕はその問題に対する答えを持っていない」