ニコ・ヒュルケンベルグは、8日間のF1プレシーズンテストの仮定でルノーが成し遂げた進歩に満足していると語る。ルノーは、第1週のテストでの初期にDRSシステムに問題を抱えていたが、その問題はすぐに改善され、テスト後半にルノー R.S.19はスピードと信頼性の両方でポテンシャルを示した。
ニコ・ヒュルケンベルグ自身、ラップタイム順ではフェラーリとメルセデスに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる総合5番手でテストを終了。また、走行距離でも500周以上の走行した4名のドライバーのひとりであり、特に昨年の弱点だったルノーのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンスが改善されたことを示した。「僕たちはチームとして、中でもパワーユニットに関して昨年から順調な進歩を果たしている」とニコ・ヒュルケンベルグと同意する。「僕たちの信頼性はまともなものだったし、あちこちで小さな問題はあったけど、チームはそれらのことにかなりうまく対粗油したし、多くの周回数を稼ぐことができた。、有望な気持ちでバルセロナを離れることができる」しかし、ニコ・ヒュルケンベルグも他のドライバーと同じように開幕戦オーストラリアGPをどの位置で終えるかについては予想することは望んでないと語る。「競争がかなり厳しいことはわかっているけど、僕たちはとにかく自分自身に集中していたい」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「僕たちは比較的自信を持ってメルボルンに向うけど、その間にクルマのポテンシャルを最大化できるように分析しなければならないことはたくさんある」チームメイトのダニエル・リカルドも結果を予測することには躊躇している。「上位チームに追いつくには時間がかかるだろうけど、冬季テストでそれを期待していたわけではないし、それについてはかなり現実的に考えている。同時に正確なパフォーマンスを予想するのは不可能だ」とダニエル・リカルドはコメント。「まだやるべきことはあるし、改善する部分もある。今後、僕たちはそこに集中していかなければならない。ファクトリーに戻って今後数日間で収集したデータを調べていく」「進歩を遂げているけど、大きなステップはこの先にある。チームに馴染めた状態でメルボルンに向かえるし、今はレースがしたくてたまらない!」